ハート 団欒長屋

お知らせ

応援

このあいだ、二人目を妊娠中の友だちがつわりでご飯の準備がつらいと言っていたので、白米をたくさん炊いて小分けにラップしたものや、惣菜などを作って持っていきました。

で、今、タッパを返しに立ち寄ってくれたのですが、こんなステキな応援プレゼントをもらっちゃいました!

ウチの娘ともよく遊んでくれる小1の男の子からのあたたかいお手紙と、珍しい焼津の鰹節チップ

実は来週に迫った保育士試験に向け、焦りながら勉強しているところなのです。
そこへ、この応援・・・嬉しいなぁ。
彼女は最初の妊娠・出産のときも、会社にいろいろ圧力かけられながらも仕事を辞めず、家事と育児を必死で両立させてきました。
子どもがいなくても毎日ヘトヘトになってしまうような、残業・持ち帰り・休日出勤当たり前のハードな職種ですが、時短なんてシステムもない中、フルタイムで続けています。
本当にすごい。
そもそも私が『団欒長屋プロジェクト』を立ち上げようと思ったのは、彼女のような女性を助けたいと思ったからなのです。
具体的なイメージとして、いつも彼女を頭に浮かべていました。
実際に彼女を応援したい。
そう思って進めています。もちろん保育士の資格取得も。
そんな私の行動を、彼女が応援してくれる。
この応援の連鎖が本当に心強く、私を前に進めてくれます。
そんな応援の輪が、どんどん広がればいいなと願います。

夏休み

夏休みがはじまりましたね。
もちろん子どもたちに、です。大人はいつもと変わらず、暑い中、蝉の音を聞きながら出勤です。

小学生のお子さんをお持ちの方は、これから40日ほど、いつもに増して大変です。
働く母親が増え、学童で朝から預かってはくれるものの、いつもより開始時間が遅くて出勤時間に間に合わなかったり、給食がないのでこの暑い中、毎日お弁当を持たせたり。

どうにかこうにかやりくりしながら、乗り切っていらっしゃるのだと思います。
団欒長屋では、そんな働く親世代一人ひとりの「困った」に、可能な限り寄り添える場所でありたいと思います。それにはまず、地域のいろんな人から、多様なニーズを聞き出すことですね。

手始めに、「こんな場所を作るんです」とお知らせする意味を込めて、夏休み中に子どもたちへ向けたイベントをしようともくろんでいます。
何をするかはまた後日。

蛍池の子どもたちに会えるのを、楽しみにしています!

7月の『能勢はらっぱマーケット』。夏!でした。8月は暑いのでナイトマーケットになるそうです。

叱るのも愛情

公共の場で、保育所や学校の先生ではない大人にわが子が叱られたら、どう思いますか?

うちの娘はまだ2歳なので、電車やスーパーでちょっと騒いだりしても、大目に見てもらえているようで、そういった経験がありません。というより、今は母親である私がいつもそばにいるので、真っ先に自分で注意します。

ですが、他の人を不快な気持ちにさせているのであれば、やっぱり注意してほしいなと思います。子どもははしゃいだり調子に乗ってしまうものですし、大人より回りが見えていません。親の言うことを聞かないこともありますよね。
そんな時は親でも先生でもない大人にたしなめられるのが、子どもは一番効きます。危ないこと、迷惑をかけていることであればなおさらです。

中には他人にわが子を注意されることを極端に嫌う親もいるようで、注意した方が嫌な気持ちになったりして、よその子を注意するのにも気が引けるような風潮がありますね。
そんな中、勇気を出して愛情を持って叱ってくださるような方は、逆にありがたいとさえ思います。

地域の子育て力を上げるというのは、そういうことだと思います。地域の子どもたちを見守るだけでなく、きちんと愛情を持って叱る。
なかなか難しいことではありますが、まずは自分から、実践していきたいです。

実技の時間

保育の学校も半分以上が過ぎ、年齢や性別、これまでのキャリアも全く違うクラスの仲間とも、かなり仲良くなりました。
普段の座学は本当に覚えることが多すぎて頭がパンパンになってしまいますが、唯一みんなときゃっきゃ言いながら楽しいのは、実技の時間です。

とはいうものの、もちろん絵画や音楽では技法など、覚えることもたくさんあります。そして作るときにも、制限時間内に決められたテーマで、ということになります。

グループでの制作は、何を作るか、誰が何を担当するか、ささっと決めて周りを見て、連携しながら効率よく進めなければなりません。
なんせ保育士さんはこれらの制作を本業の合間に、連絡帳やお便りなどたくさんの書きものを抱えながらこなさなければならないのです。ホント、恐れ入ります。

ある日の壁面制作。テーマは「秋」

私たち生徒が作ったものは、大阪府内の図書館などに一定期間飾ってもらえるそうです。
子どもたちの目に触れるなんて、嬉しい。
これからもっと回数こなして、いいものを素早く作れるようになりたいです。

蛍池に決定!

団欒長屋プロジェクトの拠点がようやく決まりました。
大阪は北摂と呼ばれる豊中市の、蛍池です。なんだかゆるゆるとした下町感が、とても気に入りました。以前20年ほど住んでいた、これまた北摂の吹田市泉町と、雰囲気が似ている気がしました。
気取ったところがなく自然体で、新旧の住宅が入り交じり、落ち着ける感じがしたので、決めました。

先日、書類を整えて、契約を済ませてきました。
書類もですが、契約にあたっては、ある程度のまとまったお金も必要です。
お金の出入りがわかりやすくなるよう、団欒長屋専用の銀行口座も作ってきました。
口座開設に当たっては、迷うことなく地域の信金さん、摂津水都信用金庫 蛍池支店さんにしました。
末永いお付き合い、よろしくお願いします!!

諸々の手続きが済んでしまうと、「ああ、いよいよだな!」とドキドキしてきました。
嬉しいのももちろんですが、なんだか怖いような、不安な気持ちで心がざわつきます。

本当にできるんだろうか。

この不安を解消するたった一つの手段は、ただただ動くこと。
ひたすら前を向いて、生産的に、地道に動いていくしかないんです。

8月中旬から使用可能になります。まずは“開かれた子育て空間”にするべく、ちょっとずつ改装です。
潤沢な資金があるわけでもないので、まずは自分たちができるところから。

多世代が交流できる場所を目指して、本格的に始動します!

地域の子育て力をあげること

記事としては古くなるのですが、若者の自殺について、ずっと考えていました。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130330ddm003040040000c.html

先進国7か国中、15~34歳の死因第一位が自殺という国は日本だけです。
10代の死因で最も多いのが自殺だなんて。

私は学生時代、いわゆるバックパッカーとしてアジアやヨーロッパなど、20か国以上を見て回りました。そしてつくづく日本は豊かな国で、子どもたちは恵まれた環境なんだと思いました。

それが年間3万人近くが自ら命を落とす国なんて。
日本は戦場か何かでしょうか。

若者への社会福祉などの対策が後手後手になってしまっているのは、若者が政治に参加しないから(投票に行かないから)というのも、もちろんあると思います。でも若いうちは「自分が政治に興味持ったところで、社会は変わらない。就職も年金も高齢者に手厚くて自分たちの未来はいいものではない。」というむなしさが私にもありました。

就職活動もことごとくダメで結局決まらず、全否定された気にもなりました。

でも・・・

たった1回の失敗で死ななければいけないなら、私なんていくつ命があっても足りません。
その後も失敗につぐ失敗の連続ですから。

若者の耐性がどうとか、そんなふうには思いません。そういう社会になってしまったのだと思います。「自分なんて何の価値もない」としか思えなくなったときに、「そんな自分でも大切に思ってくれる人がいる」と考えられるか。

“逆境で踏ん張れるタフさ”の根底には、自己肯定感の強さがあると思います。
「自分はここにいて大丈夫だ」
「認めてくれる人がいる」
いや、そのときはそう思えなくても、「自分だけは信じてあげないと」と踏ん張れる気持ち。

自己肯定感について考えると、どうしても乳幼児期の環境の大切さにいきつきます。
国が保育のあり方につて定めた『保育所保育指針』にも、保護者や保育士等、周囲の大人との信頼関係が、いかに子どもの発達や情緒の安定に大きな影響を及ぼすかが、何度となく書かれています。

おもちゃを取られた、友だちとケンカした、自分の思い通りにならなかった。
そのたび私たちは声をあげて泣き、親や周囲の大人にそんな気持ちを受け止めてもらっていました。
だからまた、立ち向かえる。

団欒長屋の目指す“開かれた子育て空間”には、かつての長屋ぐらしのような、地域の子どもは地域みんなで面倒をみるというような、想いが込められています。

地域の子育て力をあげる。
それだけで、局所的ではあっても、いろんな社会的課題を解消することができると信じています。

市長と一緒にクッキング

豊中市の市長、淺利市長が講師となって料理をするそうです。

豊中駅前『すてっぷ』のエレベーター前に貼ってたのを見て、思わずパチリ。

気さくな市長だなぁとほっこりしました。
ただ、残念なことに、「おとうさん力アップ!講座」なのですね。
お父さん、おじいちゃんと子どもだけの参加になります。
男性の料理教室、流行っているのですかね。開催すると結構参加者も多いようです。

参加できない私の代わりに、ぜひ豊中のお父さん方は参加してみてください。

種まきと収穫

週末、豊中駅前のビル、エトレ豊中5階にある『すてっぷ』にて、“ひと花さかそう塾”なる経営セミナーに参加してきました。

講師は中小診断士の仲下聖治さん。税理士の宗智哉さんもご同席されていて、参加者は女性ばかりで、和やかな雰囲気でした。

仲下さん(左)と宗さん。気さくなお二人です。
参加者はそれぞれ、自分がこれからやりたいことを絵に描き、それをみんなの前で説明するのですが、なんと!団欒長屋とおんなじ思いを持っている方がいらっしゃいました!
すでに起業されていた方ですが、「地域」、「アクティブなリタイア世代」と共通のキーワードがあり、地域が幸せに、イキイキと社会貢献するというイメージも同じでした。
業種は違えど、今後何らかの形で連携できたらなぁ。
ということで、しっかりアドレス交換もしてきました。
こういうセミナーの素晴らしいところは、志を同じくする人と交流できる点です。名刺を忘れてしまう失態をやらかしてしまったのですが、みなさんまだお持ちでなかったので、参加者全員でスケジュール帳やノートを回しながら連絡先の交換をしました。
セミナー後のお茶会も、フランクにいろんなことが話せて刺激になりました。
このセミナー、講師やテーマを変えながらあと4回あります。1回だけの参加もできるそうです。
豊中近辺にお住いの方、人脈づくりのためにもぜひいかがですか?
『想いを伝える=種まきをする』
必ず収穫がありますよ!

暑くて熱い一日

6月12日、豊中市は37.9℃で日本で一番暑い所になりました。

そんな中、私たち団欒長屋プロジェクトも設立以来、一番熱い時間を過ごしていました。
そう、申請していたファンドの二次選考、プレゼンテーションです。
たぶん年老いて自分の人生を振り返っても、「ああ、あのときは頑張ったな」と思えるほどの勝負ポイントだったんじゃないかと思います。
緊張して何しゃべったか覚えていませんが、火事場の馬鹿力的なパワーを発揮して、脳みそフルスロットルで質疑応答を乗り切りました。手応えも感じています。
あとは結果を待つのみです。
とはいうものの、「待つのみ」ではありません。結果が出るまでに進めることは山ほどあります。
プレゼンが終わってからは多少、燃え尽き感といいますか、脱力感で動く気力もありませんでしたが、14日には団欒長屋プロジェクトを始動させるため、物件の最終下見と仮契約などを済ませてきました。
改装デザイナーさんも下見に同行いただき、交渉も進んでいます。
ファンドのことはとりあえず置いておいて、まずは自分たちの力でできることから始めたいと思います。
やりたいことがいっぱい。ワクワクするな。

能勢はらっぱマーケット

日曜は能勢までドライブ。娘と『団欒長屋プロジェクト』メンバーを乗せて。

いろんな職人さんでシェアしているdecoboco工房のメンバーさんたちを中心に、月に1度、第一日曜日に開催される『能勢はらっぱマーケット』。

思い出したようにパラ、パラと落ちてくる大きめの雨粒も、深~い山の香りを増して、思わず深呼吸したくなります。

ひっきりなしに車が入って来て、すごい賑わいでした。出展者数も予想以上で…。
でも場所柄なのか、主催者さんたちの人柄なのか、と~ってものんびりしていて、ユルさがたまらなく心地よかったです。

いいなぁ、こういう感じ。ドライバーでなければ、確実に飲んでました。
こんなとこでキャンプしたいな、とか出展して楽器吹いたりしたいな、とか夢が膨らみます。

工房入口の大きなテルテル坊主が、本降りをせき止めてくれていたのかも。

ん~、いい週末だ。
あ、土曜も日曜も、一応『団欒長屋プロジェクト』を進めるためにお出かけしてたのですよ。
せっかく新しいことを始めるのだから、楽しまないと!

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