ハート 団欒長屋

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職場見学

保育の勉強をしているので、職場見学といえば当然保育所かと思っていました。

が、初めての職場見学は、中津にある『大阪府立整肢学院』という、医療型障害児入所施設でした。つまり病院の機能もあって、そこで寝泊まりをして生活しながら、いずれ自立するためにさまざまなスキルを学ぶ施設です。隣には小・中・高まで特別支援学校もあります。

そこには保育士はもちろん医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士など、100名ちかくの専門家が24時間体制で働いています。

見学時、施設にいたのは未就学の乳幼児と、高校生以上のオーバーエイジの子たち。保育室で一緒に遊んでいました。といっても、自分で首を動かすのがやっとという重い障害の子もたくさんいて、他人と交流を持つという感じではありません。
それでもスタッフのみなさんは、感情をこめて表情豊かに語りかけていらっしゃいました。
そしてそれに応えるかのように、みんなも天真爛漫な笑顔を見せてくれていました。

重い障害のため親が育児放棄し、児童相談所から預かって施設に入所していることがほとんどだと看護長の方からうかがいました。中には虐待を受けていた子もいるし、当然、親が会いに来ることもない、と。

なんだか胸が痛くて、どういう顔をしてその場にいたらいいのかわからなかったです。
自分にできることは何か、考えずにはいられませんでした。

そこで働く方々は、本当に大変だと思います。それでもこの子たちがいつか自力で社会に出られるように懸命にサポートし、だからこそ施設が社会と隔絶された場であってはならないと私たちのような見学者を受け入れてくださっているのだと思います。

そうした皆さんの想いが感じられる、素晴らしい施設でした。

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