団欒長屋プロジェクトは本当に少ないメンバーで、他で収入を得たり、もしくは無収入で、「やりたいこと」を実現させるために動いています。
だから他の人やグループと連携することが、とても重要になってきます。
「子どもを中心とした、多世代で交流できる場を作りたい」
「働くお母さんたちを助けたい」
「子どもの創造性を刺激する、独創的な空間を作りたい」
「子どもたちにいろんな自然体験や創作活動をさせてやりたい」
私たちのそんな想いに共感してくださり、いつの間にか、少しずつ、人の輪が広がってきました。
そのうちのひとつに、
「蛍池遊びのプロジェクト(HAP)」があります。
ここは少人数先鋭メンバーによる、手作り遊びを企画・提供するグループです。
実は、「地域住民の世代間交流」というキーワードに共感し、私たちの方から声をかけさせていただきました。
今では情報交換(といってもほとんどもらうばかりで一方的なのですが・・・)したり、まだ始まったばかりの私たちの動きを気にしてくださっています。
『蛍池かるた』を作ったり、テレビ「となりの人間国宝さん」にも認定された、ユニークなプロジェクトチームです。
他にも、ひとり親家庭を支援するNPO「あっとすくーる」さんは、とても志高く、優しい若者たちが運営している、ひとり親家庭の子どもへの学習支援を行うグループです。シングルマザーの私は、前職を通じて知り合った時から、応援しています。
毎週土曜の団欒学童舎にも、ボランティアに来てくださっています。
「大阪大学環境サークル(GECS)」さんからも、環境教育班の学生さんたちが、「あっとすくーる」さんが運営していた学童保育から引き継いで、団欒学童舎にてエコクッキングなどのイベント企画をしてくださっています。
年内には団欒長屋の畑で収穫される予定の作物で、みんなで作って食べるイベントをしようと打ち合わせさせていただきました。これからどんなことができるのか、楽しみです。
民間の団体だからこそ、少人数だからこそ、フットワーク軽く、面白いことができるんじゃないかと思っています。たくさんの仲間をつくって、どんどん「面白いこと」が広がっていくといいな、と出会いがあるたび、ワクワクするこの頃です。