2月22日(土)、絶好の遠足日和のなか、国立民族学博物館(みんぱく)へ行ってきました。
みんぱくは万博公園に隣接する、とっても大きな博物館で、毎月無料で、他では上映しないような映画が見れたり、夏至には民族音楽祭があったり、さまざまなワークショップが定期的に開催されたりと、実は何度行っても楽しめる場所なんです。
民芸品・生活道具・民族衣装に楽器など、東回りに世界一周しながら見て回れる作りになっています。
極彩色で表情豊かなお面や、素朴でぬくもりのある木工作品など、インスピレーションを受けるものも多々あり、私は仕事や育児の息抜きがてら、ベビーカーを押してよく行っていました。覚えていないだろうけれど、3歳の娘もこれで3度目になります。
館内の地下ロビーで昼食を済ませ、2時間ほど見て回りました。
DSを使った視聴ガイドを夢中になって操作したり、気になるものは写真に撮ったり、言語のエリアではさまざまな国のなまりを聴いて楽しんだり。
ところどころ休憩をはさみながら、まぁよく頑張って歩いた方だと思います。
それでも世界一周したかしないかというところで、「もう飽きたー」、「外出て遊ぼー」。
というわけで、残り1/3、日本国内と中央・北・東アジアの展示はあきらめて、出ました。
土曜日は子どもの入館料が無料なので、「なんとか最後まで!」という気にもなりません(笑)
子どもたちなりに堪能してくれたんじゃないでしょうか。
そして、お待ちかねの公園遊び。
『ぼうけん海のひろば』という、海賊船をイメージした遊具で思い切り体を動かしました。
まだまだ寒い2月に、半袖になる子どもたち・・・
それを見た他の幼児がマネしそうになり、お父さんに止められていました。スミマセン。
3時のおやつは、またも保護者の方に差し入れしていただいたドーナッツ。
たくさん食べたあとは、『やったねの木』という別の遊具へ移動して、巨大ローラー滑り台などで楽しみました。
芝生の斜面をゴロゴロ転がったり、木登りに挑戦したり、何もないところでも十分に楽しめる子どもたち。
文化的なものにもどしどし触れてほしい思いももちろんありますが、やっぱり子どもの本分は全身を使って遊ぶことにあります。
その身体から湧き出る遊びへの欲求を、安全や周囲に配慮して、これでもか!と満たしてあげることが、大人のつとめです。
帰りは「まだ遊び足らんか・・・」と呆れつつ、なんとか説得してモノレールに乗り込みました。
遊びに貪欲であってほしい、五感をフル活用して、自然に慣れ親しんでほしい。
そうして生きる根っこをしっかり育てるのが、子ども時代の一番大切なことです。
団欒長屋はそんな思いで、これからもいろんなところへ出かけます。
「もう帰ろ」と言われるくらい遊ぶぞ~!