ハート 団欒長屋

お知らせ

確定申告と黙祷

今年に入ってからずっと、「ああ、やらねば」と心のすみにい続けていた確定申告。
その存在はどんどん大きくなり、ここ数週間は「やらねば!」、「でもめんどくさい!!」と相反する気持ちがせめぎあい、必要以上に追い立てられていました。

なんせ初めての青色申告です。用紙をみただけでクラクラとめまいがしそうでした。
何がわからないのかもわからない。完全に落ちこぼれの生徒のような気持ちで、用紙と向かい合っては別のことをし、そうして焦りだけが募るという日々を過ごしていました。

が、案外あっけなく、簡単に終わりました。
家でウンウン唸って電卓をたたいていたのは一体なんだったんだ、と思うくらい、税務署での手続きは拍子抜けでした。

ちょうど申告が完了し、税務署を出ようとしていると、黙祷のアナウンスが。
対応に追われている職員さんたちも、待たされてイライラしている人たちも、この1分間だけは立ち上がり、手を止めて、3年前の震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。

できるだけリアルに、できるだけ具体的に、ひとりひとりのあの時の恐怖を、不安を、絶望を、想像してみました。
子どもを預けて働きに行っていた親の不安。何日も親に会えない子どもの恐怖。自分に置き換えたら・・・

そんなことが被災地の復興に、何の役にも立たないことは、重々承知しています。
でもやらずにはいられませんでした。

ひとりひとりの痛みを想像してみる。個々の喪失に思いを寄せる。共感しようと試みる。
そうやってあの時のことを忘れずにいることも、ささやかな支援につながるんじゃないかなと。
またすぐ己の瑣末な関心事に忙殺される日常に戻ってしまうのですが。

何もできない無力さを噛みしめつつ。3年の月日と人々の生活に思いを馳せて。

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