2月13日(土)、『だんらんしんぶん』8号の3回目の集まりがありました。
この日は「ZINEができるまで」と題したふりかえり講座。
長年新聞記者をされている大人スタッフの方に講師をしてもらい、ZINE(小冊子)ができあがるまでにどんな工程があったか、みんなで思い出します。
どんなことが心に残っているか、
どこが大変だったか、
何が嬉しかったか。
一人ひとり発表しながら、こういう作業もあったね、とふりかえります。
団欒長屋の学童保育に通っている子どもたちは、創刊から関わっているので、大体すべての工程を経験しています。
箇条書きで板書しつつ、抜けているところをフォローしてくれました。
書き出していったら、それを工程順に並べます。
ふりかえり講座をしながら、出てきた制作物を上手にまとめて、これを総まとめの展示物にしていきます。
これらは2/19(金)~3/11(金)までの間、阪急豊中駅北改札口出てすぐの、『市民活動情報サロン』ショーウィンドにて展示します。
6号~8号の3冊で、こんな人に取材したんだ~とか、こんな工程があるんだ~というのが、楽しい写真やイラストを散りばめた模造紙で展示しています。
ぜひ、見にきてくださいね。
3時のおやつは団欒っ子お手製のバレンタインチョコや大人スタッフの手作りみかんゼリー、保護者の方からの差し入れなど豪勢です。
そうして休憩を取りながら、後ろで流している動画は、大人スタッフが『だんらんしんぶん』を印刷にかけているところ。
ZINE作りには欠かせない工程ですが、いつも大人だけでしているので、こんな風景なんだよとムービーを撮ってきました。
輪転機の音や印刷スピード、紙の量など、子どもたちには新鮮だったようです。
毎回お楽しみのおやつタイムや、毎号何か作ったりお話を聞かせてくれるゲストさんが来るのも、『だんらんしんぶん』ならでは。
終わった後の自由遊びも忘れてはならないお楽しみです。
この1年で経験した、これらのお楽しみも、しっかり展示物に盛り込みました。
1回の集まりでおやつ休憩も含めて3時間。
それを4回重ねて、1冊のZINEを作るわけですが、たくさんある作業工程でどこまで進むか、大人スタッフはいつも不安だったりします。
でもいつも、大人が予想するよりちょっとだけたくさん、想像よりはるかにいいものを、作り出してくれるこども記者たち。
やっぱりすごいなぁ。
展示物は紙ものだけではありません。
こども記者がときにカメラマンとなり、ときにパソコンで真剣に選んでくれた写真の数々も、フォトフレームを使ったスライドショーで展示します。
イキイキとした笑顔で溢れていますよ!
期間中はサロンの営業時間にかかわらず、見ることができます。
お立ち寄りの際は、どうぞ足を止めて、こども記者たちの力作を見ていってください。
ほっこり、元気をもらえますよ!