早いもので、2013年ももう終わろうとしています。
振り返れば、勤め人だった3月までの日々、事業を起こそうと決心し、ファンド申請すべく奔走した日々、学生に戻って毎日勉強漬けだった日々、団欒長屋の改装&畑作りの日々、そして学童開始と、本っっっ当に目まぐるしく変化した一年でした。全てがずいぶん昔のことのように思えます。
人の一年の早さを、残り少なくなるにつれ、回転も早くなるトイレットペーパーに例えた知人がいましたが、子どもが生まれてからはその早さも更に加速している気がします。
今年は例年にもまして、多くの方々に助けられました。みなさんのおかげで、新しい年を迎えられると実感しています。本当にありがとうございました。
そしてどうぞ、来年もよろしくお願いいたします!みなさま、良いお年を!!
12月24日、待ちに待ったクリスマス。
去年、2歳になったばかりの娘には、サンタさんの存在がよくわからなかったらしく、きちんとしたクリスマスのお祝いができませんでした。
今年こそは!と1か月前から図書館でクリスマス関連の絵本を借りては寝る前に読み、サンタさんについてたくさん娘と話をしました。
そのかいあってか、「サンタさん来たら、抱っこしてもらうねん!」と、数日前から待ち遠しい様子。
「早寝早起きして良い子にしてないと、サンタさん来てくれへんで~」という決まり文句も、効果テキメンです。
そしてついに、サンタさんが我が家に来てくれました!
実はこのサンタさんたち、『ダブルスマイルサンタ』というプロジェクトの活動で来てくれたのです。
事前に親が用意したプレゼントを持って家を訪ねてくれて、子どもと交流してくれます。娘は最初こそビックリして固まっていましたが、念願かなって抱っこと握手をしてもらいました。
親はチャリティーとしてお届け料を渡しますが、それらはカンボジアなどの海外支援に充てられます。
昔アンコールワットを旅したとき、小学校にも行けず、土産物を売り歩いている子どもたちに数多く出会いました。「私にできることは何だろう?土産物を買ってあげること?現金をあげること?いや、もっと他にあるはず」と、とても衝撃を受け、悩んだことがありました。
今回、とある学生さんからこの活動を紹介してもらったとき、ステキだなと共感してサンタさんへの依頼に至ったのです。
我が子も笑顔にする。同時に世界のどこかにいる子どもも笑顔にする。
ダブルスマイルさんの活動が、笑顔の連鎖を生みますように。
12月21日(土)、団欒学童舎では、クリスマス会をしました。
まずはクリスマスツリー作りから。
あらかじめ用意しておいた模造紙にスポンジタンポでポンポンとツリーの葉っぱを描いていきます。
3歳児は線を無視してポンポン。
「あかん!そこちゃう!」と叱られます。
だんだん、ツリーの形が浮かび上がってきました。
少し乾かしたあと、壁に貼って、前から作っていたオーナメントを飾れば完成!
上出来です!一気にクリスマスムードが出てきました。
お昼ご飯はホットプレートを使ってチーズフォンデュ。
みんなでワイワイ食べると、いつもより多く食べられる?!
3歳~20代までが8人もいると、食事ひとつとってもホントに大変です。準備してみんなに目を配りながらサーブして、狭い台所の流しはぐっちゃぐちゃ・・・後片付けしたと思ったらおやつの準備です。
でもみんなで食事を楽しんで、「美味しかった~ごちそうさま!」の声を聞くと、不思議と満足。
大人だけでやるときは白ワインでチーズをのばすのですが、今回は牛乳とコンソメ、それと少しのすりおろしニンニク、片栗粉を使いました。
なめらかでチーズ嫌いの子もパクパク食べられましたよ。
午後からはクッキーの生地作りをしたり、お土産用の紙袋を工作したり・・・
すると突然のゲストが!
「蛍池・遊びのプロジェクト(HAP)」
ボーイスカウトの指導経験を活かして、ロープの結い方を教えてくれました。
ちょっとしたマジックを見ているみたいで、難しい~!
それでも「こう?こう??」と頑張っていました。
このロープは練習用として、プレゼントしてくださいました。ありがとうございます!
次は、折り紙。
さすが、子どもの扱いに慣れていらっしゃるというか、最初は乗り気じゃなかった子も、いつの間にか真剣です。
私のような若輩者だとみんな言うこと聞かずグダグダになって、こうはいきません。
この後もスタッフと将棋をしたり、遊んでいただきました。
森井さん、ありがとうございました!ぜひまた来てくださいね!
そして冷蔵庫で寝かせたクッキー生地の型抜き。クッキー作りの醍醐味ですね。
「次は星にする!」
「順番やで~!」
とっても上手に焼けました!
おやつの時間は、焼きたてクッキーと、ボランティアの方が買って来てくださったケーキ、保護者の方からいただいたスナック菓子、ジュースとイベントらしく豪華でした。
ツリーの飾りとクッキーは、お土産として持って帰ってもらいました☆
夕食は広島出身のボランティアさんが広島風お好み焼きを作ってくれて、保護者の方も一緒にまったり。
大変だったけれど、みんなに楽しんでもらえたので、準備のしがいがありました。
関係各位にはお知らせさせていただきましたが、21日(土)クリスマス会の詳細です。
8:00~学童保育開始
9:00~掃除・畑作業・クリスマスツリー作成・飾りつけなど
11:00~片付け・昼食準備
12:00~ランチ(チーズフォンデュなど)
クリスマス会・クッキー作り・工作
15:00~おやつ(クッキー)・自由遊び・学習支援など
随時児童帰宅(お迎え)
18:00~延長保育・夕食(広島風お好み焼き)
~20:00終了
お昼前後、もしくはおやつタイムが狙い目です☆
いつも来てくれる広島出身のボランティアさんが、腕を振るってくれる広島風お好み焼きが食べてみたい方は、18時すぎにどうぞ。
ぜひ、遊びに来てください!
ご存知の方には「え?まだなの?!」と呆れられそうですが、団欒長屋の郵便受けは未だ完成しておりません。
「既製品はイヤだ!団欒長屋のアイコンになるようなユニークな郵便受けを作りたい!そう、例えば鬼太郎の妖怪ポストのような・・・」と私が言ったばかりに、遅々として進んでいません。
その要因のひとつが、側面を飾るこちらのタイル画(仮)。
子どもたちに方眼用紙でいろんなデザインを描いてもらい、参考にしました。団欒長屋の昼と夜の風景です。
作るだけなら、あとは組み立てて支柱に取り付けるだけなのですが、何せこだわりたいとの想いが強いもので。
そして発案者(私)と製作者(ナカムラさん)の「こだわり」が合わないもので・・・。第三者からしたら「どーでもいいやん」と思うような細かいところでも、喧々諤々の議論を戦わせています。
たぶん決着がつかないので、最終的には子どもたちの意見を仰ぐのがいいかもしれません。
そんな我々のスローペースの被害を被っているのが、郵便局員さん。
「たぶんここだろうな」と未完の郵便受け台に手紙を置いていってくれます。スミマセン。
年内には完成するといいなぁ。
日々、細々とした事務作業のかたわら、クリスマスの準備をしています。
寒い部屋で用務員お兄さんのナカムラさんが、頑張って日曜大工をしてくれているというのに、私はエアコンの効いた暖かい部屋で。ぬくぬくと遊んでいるようにも見えます。
ちょっと後ろめたい気もしながら、コツコツ工作しています。
これはクリスマスツリー。
21日のクリスマス会のとき、みんなでツリーを完成させます。
どんなふうになるのか楽しみ☆
もう12回目となるそうですが、毎年クリスマスシーズンに、空中庭園のあるスカイビルの下の広場に、『ドイツ・クリスマスマーケット』がオープンし、ひと月ばかり冬のウキウキとした賑わいを見せています。
ドイツからそっくりそのまま持ってきた可愛らしい小屋では、伝統工芸品や本場のオーナメントなどヨーロッパならではの心躍る雑貨がならび、ドイツグルメも楽しめます。
アンティークな木製メリーゴーランドやクリスマストレイン、ピッカピカのツリーなど、カップルだけでなく親子でも楽しめる市場です。
昨年も出させていただいたのですが、今年も23日(月・祝)の13:00~と14:30~の2ステージで、ORJO(大阪レイカーズジャズオーケストラ)がJAZZYなクリスマスソングを演奏します。
可愛い子どもの歌は必聴です!何回聴いても笑み崩れます。
連休最終日、存分にクリスマス気分にひたって、リフレッシュしに来てください!
先月に予定していた『炊飯器でかぼちゃケーキを作ろう』クッキングイベントが延期になってしまったので、代わりに12月21日(土)、14時ごろからクリスマス会をやろうと思います。
前に企画・提案してくれていた大阪大学環境サークルGECSの環境教育班のお姉さんたちが、年内は都合がつかないとのことなので、今回は団欒長屋が主催でささやかにやります。
子どもたちも一緒に、なにかお菓子を手作りする予定です。
あとはちょっとした工作やゲームもできたらいいな。
そんなわけで、よかったら空けておいてくださいね!
11月30日(土)、畑3号の完成を祝って、みんなでたまねぎの苗を植えました。
手作りの木枠の中に、庭の土を掘り起こしては一生懸命ふるって、豊中市のリサイクルプラザで作った豊肥『とよっぴー』と混ぜた土が、深さ30センチほど。
1週間寝かせた土に、保温の黒ビニールシートをかぶせ、専用の穴あけ機で穴を開けます。
開いた穴に、玉ねぎの苗を植えていきます。
この日初めて見学に来た子も、年上のお兄ちゃんに教わりながら畑仕事を体験。みんな寒い中、真剣にやってくれました。
このひょろっと小さな苗が、収穫の時には立派な玉ねぎになっているのかな。
これで畑3号も完成!
おいしい玉ねぎができますように!!
みんなで収穫して、みんなで調理して、おいしく食べられるといいな。
あとは毎週土曜日、子どもたちに液肥や水をやってもらいます。
2週間前に完成した畑2号のほうれん草は、すくすく芽が伸びています。
こちらも毎週土曜日、みんな来るたびに少しずつ成長しているのを見て、収穫を楽しみにしてくれています。
2か月前に完成した畑1号の大根は、ぐんぐん葉が育っています。
これなんかは、「もう引っこ抜いていい~?」と収穫が待ちきれないようですが、大きくなってもしばらく地中で寝かせなければならないようで、年明けまでのお楽しみ☆
これからもプランターなどでどんどんいろんなものを栽培していきます!
11月30日(土)、蛍池公民館が主催するイベントに、学童のみんなと行ってきました。
前回の世界見聞イベント『フィリピンのことを知ろう』は、団欒長屋の場所で、ISAP04の学生さんたちが企画して行なった共催イベントでしたが、今回は申し込んで参加したものです。
勝手に世界見聞イベントと名付けてレポートしちゃいますが・・・公民館に入ると、鮮やかな原色の西アフリカの布や民族衣装が目を引きます。そして原始的な太鼓のリズム・・・想像力をはたらかせると、アフリカの草原に引き込まれるようです。
まずは『地球おはなし村』の方による、西アフリカの昔話。アフリカの乾いた大地の木陰でお話を聞いている気分になります。
印象的なのは、手と目と足は、昔はバラバラだったというお話。大阪弁で語ってくれるのもインパクトが強かったです。ハイエナなどたくさんの動物が登場するのも、アフリカならでは。
そしてアフリカの太鼓『ジェンベ』の演奏。
これが聞いていると何とも力強く、血が騒ぐというか、勝手に体が動くのです。
子どもたちにはペットボトルで作ったマラカスが手渡され、自由に参加していました。
ジェンベの演奏体験もありました。
シンプルな楽器ながらも、指の角度などで3種類の音が出ます。
ちょっとした合奏がすぐにできてしまうのも、打楽器の素晴らしいところですね。原始的な楽器は自由度も高い、と複雑なサキソフォンという楽器を長年習得すべく頑張っている私はうらやましく思います。
帰りは図書館に寄って紙芝居を10冊ほど借りて・・・
みんなで3時のおやつを食べながら、「私が読む!」、「次は私がこれを読む!」と紙芝居大会。
ちなみに本日のおやつは用務員お兄さんのナカムラさんが、イベントで私たちの留守中に作ってくれた、大学イモです。
紙芝居大会で最もウケたのは、私がセレクトした『ぼくはだれのおならなの?』というユーモラスなお話。
「ぶぅ~!」「ブオオオオーッ!!」「ぷすぅ~」と、みんな臨場感たっぷりに読んでくれたので、大爆笑でした。
鳥はおならしないことや、スカンクの臭いのはおならじゃないことなど、ちょっとした豆知識もありました。
最後は小さなタイルを並べて好きなものを作る遊び。
何でも夢中になってやってくれます。
世界見聞イベントは、これからも団欒長屋主催イベントとしてもやっていきます。お楽しみに。