11月16日(土)、秋晴れ。
この日の学童保育は、柴体フェスタ・世界見聞イベント・畑2号の種植えイベントと、盛りだくさんの一日。
まずはお掃除です。
玄関と、いつも遊ばせてもらっている表の私有地をほうきで掃きます。
なぜかみんな、ここでは裸足になりたがるので、自分たちできれいに、安全に。
人も車も通らない、格好の遊び場です。
それから、大根に水やり。これも毎週の日課です。
来るたびに葉っぱが大きくなっているので、子どもたちも楽しみにしてくれます。
「もう引っ張ってもいい?」
「まだまだ~。」
日課も済んで、いざ、柴原体育館へ!
今回が第一回目となる市民体育館のお祭りで、子どもたちのテンションが上がる運動器具や遊びがいっぱい。
中でも一番人気は・・・
トランポリン!
職員さんから指導を受け、すごい高さまでジャンプしていました。
「もう一回!もう一回!」
「また並ぼうな~」
「ぼくもトランポリンしたいなぁ・・・」
「お兄ちゃんいこ!いこ!!」
クイズラリーに参加して、メダル釣りもできました。
「ぼくこれにしよっ!・・・あ、やっぱりこっち!」
巨大シャボン玉の中に入るという体験もできました☆
お昼前には帰りましたが、この時点で大人はヘロヘロ・・・
でも全身使って遊べるお祭りが近くであるのは、ありがたいです。柴原体育館のみなさま、ありがとうございました!
種植えイベント編、世界見聞イベント編は、また後日。
昨日は「蛍池・遊びのプロジェクト(HAP)」
HAPさんは今年の夏、団欒長屋が蛍池に家を借りることが決定したころから、周辺で面白い活動をしているところがないか探していたところ、『世代間交流』というワードが私たちと一緒だ!と連絡を取らせていただき、以来、情報共有などさせていただいている、大変精力的なグループです。
娘がひざの上でバリバリとおせんべいをかじるなか、団欒長屋のこれまでの取り組み、そして今後のイベント情報などをご報告させていただきました。
なんだかみなさん、とても好意的に見守っていてくださって、中には私たちの地味な動きを気にして、見に来てくださった方もいるようでした。
でもただの家なので、「確かここのはず・・・」と通り過ぎ・・・
HAPさんに限らずよく言われるのが、「看板は出さないのですか?」
すみません!いろいろ同時進行で進めていて、どれ一つ未完成なんです・・・
ひとまず郵便配達員さんが毎回お困りの郵便受けから、早急に仕上げます。
・・・こんな凝った郵便受け作ろうとしてるから、時間がかかるんですよね。
でも団欒長屋のひとつのアイコンとして、こういうのでないとダメなんです。
そして種植えの時期もあるので、畑2号の完成を優先させなければならない・・・でも雨やら曇りで土が全く乾かない~!
そんな調子で、どれもすっきり片付かないのです。
素通りしそうなくらい、ただの家ですが・・・
よ~く見ると、作りかけの郵便受け(の支柱)がありますから、みなさま、ここが団欒長屋です。
HAPメンバーの方の中には、このブログもチェックしてくださっている方もいて、畑つくりの大変さに共感していただきました。
地元のこともよくご存知で、大変頼もしい先輩方です。これからも連携していけたら嬉しいです!
そしてその向こうに、現在作っている畑2号。
さらにこの大根畑の手前に、花や葉物野菜を植えられるスペースを作っています。
それらは将来、木材で作ったアプローチや仕切りで、きれいに区切られる予定です。
もちろん、ぜ~んぶDIYで手作りです!
用務員お兄さんのナカムラさんがギコギコのこぎりで切っているのは、近くの民家を解体している現場から頂いた立派な梁(はり)。
二人でえっさほいさと(そんな軽快ではなかったか)運びました。これが畑の仕切りに生まれ変わります。
すてきなお庭になること間違いなし!
土作りから空間デザインまで、順序立てて地道に進めてくれているナカムラさん、ホントにありがとうございます!
16日にはかなり見違えるような庭になっていると思います。みなさん種植え体験していってくださいね~。
ひぃぃ~!ナカムラさんが、い・・・生き埋めに!!
多額の保険金でもかけられたのか?!
・・・なんてのはもちろん、野良仕事の合間のジョークでして。
そしてここには、豊中市が作る豊肥『とよっぴー」と、掘った土をふるったもので埋めていきます。
とはいえ、穴の周りに積まれた石。これ全部掘ったところから出土したのです。
つまり石だらけで、ふるってもほとんど土は出ないということ・・・
まだまだ、こんなにもふるわなければなりません。
く・・・苦行じゃ!
でも次は何を植えようか、みんなで収穫して食べるところを想像して、楽しくなります。
昨日お知らせした11月16日のイベントのときに、みんなで種植えをしたいなと思っています。
そのために急ピッチで用務員お兄さんのナカムラさん共々、がんばります。ぜひ遊びに来てくださいね!
11月2日、大阪大学の学園祭に遊びに行った後、団欒学童舎では、もうひとつのイベントが待っていました。
それはみおちゃんの7歳の誕生日会!
つづりをチェックしながら、フェルトを壁に貼っていきます。
めっちゃ楽しそうで、こちらも作った甲斐がありました。
古い和室が、ぐんと華やかになりました。
3時のおやつに手作りホットケーキ・バースデーバージョンを。
もちろん生地作り、生クリームの泡立て、デコレーションは自分たちでやりました。
ハンドミキサー、怖い怖いと言っていましたが、慣れて上手に泡立てられました。
完成です!上手にできたねぇ~!
そして本日のメインイベント!くす玉です!!
いい?いくよ~・・・
パッカーン!
きゃーーー!!
おめでと~!!
くす玉を割る時の盛り上がり方といったら・・・ホントに作ってよかったです。
人生でくす玉を引っ張る経験なんて、ほとんどの人はないですからね(私は試作段階で何度も引っ張りましたが)。
そんなこんなで、イベント満載の一日でした!
みおちゃん、7歳のお誕生日、おめでとう!
11月2日(土)、秋晴れ。
この日は大阪大学の学園祭、『まちかね祭』の初日だったので、我ら団欒学童舎も遊びに行ってきました。
モノレールで一駅。蛍池から柴原へ。
初めてモノレールに乗る子もいて、出だしからハイテンションです。
すごいにぎわい!
天文同好会の手作りプラネタリウム見て、お化け屋敷入って、ジャグリングサークルのショーを見て。
甘いものばかり食べてお昼が食べられなーい!となる子や、何か買うたびに、財布の残金を確認する子・・・お金の使い道って性格が表れますね。
今回のお目当てのひとつ、レゴ部の展示。
みんな夢中です。
人ごみで終始子どもたちから目を離せなかった大人は、しばし休憩。
車掌さん、帽子がよく似合ってるよ!
いったい何を埋める気だ?!というくらい掘りました。
仕方がないから、別の場所を掘って、埋めます。
あっちを掘ってはこっちを埋め・・・せまい庭が掘りつくされています。
カラッと晴れる日が少ないので、土が湿って作業が思うように進みませんが、来週には畑2号が完成します!
何を植えるかは、お楽しみ。
また子どもたちで苗植えやりますよ!
団欒長屋プロジェクトは本当に少ないメンバーで、他で収入を得たり、もしくは無収入で、「やりたいこと」を実現させるために動いています。
だから他の人やグループと連携することが、とても重要になってきます。
「子どもを中心とした、多世代で交流できる場を作りたい」
「働くお母さんたちを助けたい」
「子どもの創造性を刺激する、独創的な空間を作りたい」
「子どもたちにいろんな自然体験や創作活動をさせてやりたい」
私たちのそんな想いに共感してくださり、いつの間にか、少しずつ、人の輪が広がってきました。
そのうちのひとつに、
「蛍池遊びのプロジェクト(HAP)」があります。
ここは少人数先鋭メンバーによる、手作り遊びを企画・提供するグループです。
実は、「地域住民の世代間交流」というキーワードに共感し、私たちの方から声をかけさせていただきました。
今では情報交換(といってもほとんどもらうばかりで一方的なのですが・・・)したり、まだ始まったばかりの私たちの動きを気にしてくださっています。
『蛍池かるた』を作ったり、テレビ「となりの人間国宝さん」にも認定された、ユニークなプロジェクトチームです。
他にも、ひとり親家庭を支援するNPO「あっとすくーる」さんは、とても志高く、優しい若者たちが運営している、ひとり親家庭の子どもへの学習支援を行うグループです。シングルマザーの私は、前職を通じて知り合った時から、応援しています。
毎週土曜の団欒学童舎にも、ボランティアに来てくださっています。
「大阪大学環境サークル(GECS)」さんからも、環境教育班の学生さんたちが、「あっとすくーる」さんが運営していた学童保育から引き継いで、団欒学童舎にてエコクッキングなどのイベント企画をしてくださっています。
年内には団欒長屋の畑で収穫される予定の作物で、みんなで作って食べるイベントをしようと打ち合わせさせていただきました。これからどんなことができるのか、楽しみです。
民間の団体だからこそ、少人数だからこそ、フットワーク軽く、面白いことができるんじゃないかと思っています。たくさんの仲間をつくって、どんどん「面白いこと」が広がっていくといいな、と出会いがあるたび、ワクワクするこの頃です。