ハート 団欒長屋

お知らせ

暑くて熱い一日

6月12日、豊中市は37.9℃で日本で一番暑い所になりました。

そんな中、私たち団欒長屋プロジェクトも設立以来、一番熱い時間を過ごしていました。
そう、申請していたファンドの二次選考、プレゼンテーションです。
たぶん年老いて自分の人生を振り返っても、「ああ、あのときは頑張ったな」と思えるほどの勝負ポイントだったんじゃないかと思います。
緊張して何しゃべったか覚えていませんが、火事場の馬鹿力的なパワーを発揮して、脳みそフルスロットルで質疑応答を乗り切りました。手応えも感じています。
あとは結果を待つのみです。
とはいうものの、「待つのみ」ではありません。結果が出るまでに進めることは山ほどあります。
プレゼンが終わってからは多少、燃え尽き感といいますか、脱力感で動く気力もありませんでしたが、14日には団欒長屋プロジェクトを始動させるため、物件の最終下見と仮契約などを済ませてきました。
改装デザイナーさんも下見に同行いただき、交渉も進んでいます。
ファンドのことはとりあえず置いておいて、まずは自分たちの力でできることから始めたいと思います。
やりたいことがいっぱい。ワクワクするな。

能勢はらっぱマーケット

日曜は能勢までドライブ。娘と『団欒長屋プロジェクト』メンバーを乗せて。

いろんな職人さんでシェアしているdecoboco工房のメンバーさんたちを中心に、月に1度、第一日曜日に開催される『能勢はらっぱマーケット』。

思い出したようにパラ、パラと落ちてくる大きめの雨粒も、深~い山の香りを増して、思わず深呼吸したくなります。

ひっきりなしに車が入って来て、すごい賑わいでした。出展者数も予想以上で…。
でも場所柄なのか、主催者さんたちの人柄なのか、と~ってものんびりしていて、ユルさがたまらなく心地よかったです。

いいなぁ、こういう感じ。ドライバーでなければ、確実に飲んでました。
こんなとこでキャンプしたいな、とか出展して楽器吹いたりしたいな、とか夢が膨らみます。

工房入口の大きなテルテル坊主が、本降りをせき止めてくれていたのかも。

ん~、いい週末だ。
あ、土曜も日曜も、一応『団欒長屋プロジェクト』を進めるためにお出かけしてたのですよ。
せっかく新しいことを始めるのだから、楽しまないと!

小旅行@奈良

土曜日、奈良市高畑町にあるギャラリー『あんず舎』に行ってきました。
大好きな木工作家、豊川忠宏さんと椿﨑和生さんによる“どうぶつ展”。

はがきがボロボロなのは、奈良へ行く電車の中で娘がかじったからです…




楽しくて思わず笑ってしまう動物の数々、一つひとつにキャラが宿っていて、とてもユーモラスです。
娘にも見てもらいたかったのですが・・・

午前中、若草山で「鹿ちゃん」に興奮しすぎた娘は、『あんず舎』にたどり着く前に寝てしまい、ついに一つも見ることはありませんでした。

そこらじゅうで普通に生きている鹿は、大人でもちょっと違和感というか、変な感じがしますよね。
生まれて初めて身近に見る「鹿ちゃん」がとーっても気になる娘でしたが、やっぱり怖くて、ついぞ触ることはできませんでした。けっこう人懐こくてぐいぐい近寄って来る鹿にビビりまくりでした。


母はといえば、旅行気分でテンションが上がり、着いたそばから青空ビール!
週末、明るいうちから、しかも天気のいい屋外でくーっと飲むビールは最高です!!
ぷはぁ~!リフレッシュ!
ええ週末やぁ。

宿題がいっぱい

『太陽がいっぱい』みたいに爽やかに書きましたが。

保育実習という科目。
絵本読んだりお歌をうたったり、現場主義のハイパーテンションな先生のおかげで、眠気を感じる暇もない楽しい授業なのですが。

「次の授業で使うから、準備してきてねー!」とさりげなく出された宿題は・・・
大小6種類の動物を裏表に描いて切り取り、ラミネート加工のようにテープで補強するという。
これまた楽しそう・・・に思えますよね?

確かに。作画・工作、まぁ久しぶりで新鮮です。
しかし、2歳児のいる家でこんな宿題・・・
確実に「遊び」認定されるじゃないですか。
現にこのブログ書いているだけでも、「遊んでるなら相手して!」とばかりにぐいぐい来られます。
とても家ではできません・・・。

そんなわけで、授業の合間の休憩時間にコツコツやっていますが。
これまでもずっと、休憩時間には一人黙々とテキスト読んだりしていて、雑談しているクラスメイトからは「勉強家ねー」と言われてきました。

「いやー娘がまだ小さくておまけにシングルマザーなんで、帰宅したら家事・育児だけで精いっぱいなんで・・・学校にいる時間が唯一の勉強時間なんです(汗)」

と、なぜか言い訳している私。
今ではクラスで一番大変な人と認められ、お弁当食べながら勉強していても、温かい目で見られています。

家ではホントに何もできないから、コツコツ学校で頑張るしかないです。
しかしなんで言い訳してんだろ・・・

職場見学

保育の勉強をしているので、職場見学といえば当然保育所かと思っていました。

が、初めての職場見学は、中津にある『大阪府立整肢学院』という、医療型障害児入所施設でした。つまり病院の機能もあって、そこで寝泊まりをして生活しながら、いずれ自立するためにさまざまなスキルを学ぶ施設です。隣には小・中・高まで特別支援学校もあります。

そこには保育士はもちろん医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士など、100名ちかくの専門家が24時間体制で働いています。

見学時、施設にいたのは未就学の乳幼児と、高校生以上のオーバーエイジの子たち。保育室で一緒に遊んでいました。といっても、自分で首を動かすのがやっとという重い障害の子もたくさんいて、他人と交流を持つという感じではありません。
それでもスタッフのみなさんは、感情をこめて表情豊かに語りかけていらっしゃいました。
そしてそれに応えるかのように、みんなも天真爛漫な笑顔を見せてくれていました。

重い障害のため親が育児放棄し、児童相談所から預かって施設に入所していることがほとんどだと看護長の方からうかがいました。中には虐待を受けていた子もいるし、当然、親が会いに来ることもない、と。

なんだか胸が痛くて、どういう顔をしてその場にいたらいいのかわからなかったです。
自分にできることは何か、考えずにはいられませんでした。

そこで働く方々は、本当に大変だと思います。それでもこの子たちがいつか自力で社会に出られるように懸命にサポートし、だからこそ施設が社会と隔絶された場であってはならないと私たちのような見学者を受け入れてくださっているのだと思います。

そうした皆さんの想いが感じられる、素晴らしい施設でした。

待ちわびた手紙!

私はある手紙を待ちわびていました。
「果報は寝て待て」なんて言っていましたが、とあるファンドを申請してからというものの、寝て待つなんてできません。あれやこれや、ちょこまかと動きながら、毎日ソワソワして待ちわびていました。

その手紙が本日届きました。「一次選考通過」レター!

つまり、今まで悪戦苦闘で作成した書類の審査をパスし、二次選考である面接審査のチケットをいただいたのです!
郵便受けに手紙を見つけ、即座に開封し、「書類審査を通過しました」の文字を見たときには、テンション上がりました。もう、共に頑張ってくれた団欒長屋メンバーや協力していただいた方々に感謝感激です!

と、一瞬浮かれたものの・・・
面接審査=プレゼンテーション・・・誰がやるの?
もうまったく時間がないのです。早速、メンバーで作戦会議です。

「果報は寝て待て」から、「勝って兜の緒を締めよ」。
全力でやってみます!素晴らしい機会をありがとうございます!

資金調達

今日は週初めで保育の学校も6コマたっぷりあったのに、午前中から眠気に負けそうになっていました。

日曜日、遊びすぎました。
休養するのも自己管理のうちですね。反省。
眠気覚ましのガムを噛んでみたり、休憩中に仮眠を取ったり。
なんとか乗り切ったのですが、今日はもうひとつミッションがありました。
それは夜から大阪市内で行われる起業家セミナー「資金調達」編に参加すること。
勉強だけに専念できればいいのですが、そんな悠長なことはしていられません。
一昨日の土曜日も物件の下見に行きましたが、まず『団欒長屋』の核となる家探し。
早く決めてしまわなければいけません。
そして同時に進めなければいけないのが、資金調達。
今日はセミナーで、詳しく具体的に聞くことができました。学校ではあんなに格闘していた眠気も、なぜかまったく表れず。
以前、金融関係の方から個別相談でお話を伺ったときは、内容がまったくわからず呆気に取られてしまったこともあるのですが、今日は違いました。
講師の方の説明や資料がわかりやすかったのと、相性もあるのでしょうね。
少しずつですが経営学用語への耐性もついているのかもしれません。
なんせ申し込みから審査を経て、融資決定までひと月はかかります。
勉強の合間をぬって、こちらも進めていきます!

意外と難しいもの

それは絵本の読み聞かせ。

先日、保育実習にて、絵本を読むというのがありました。

「そんなもん、書いてある文字を音読すればいいじゃない」と思っていましたが…

それは全くの間違いでした。

ストーリーが理解できて、ある程度の時間集中できる子どもではなく、0~3歳児くらいを対象に想定し、絵本も意味不明な擬音語だけでストーリーなどない、とってもシュールな絵本を読むのです。

本当にその奥深さを実感しました。
長年音楽をしてきたのに、自分の表現力のなさにガックリです。

同じ絵本を読んでも、今でも現場に立っていらっしゃるベテラン先生が読むと、大人でもものすごーく引き込まれるのです。子どもが目を輝かせながら、前のめりで聞き入っている姿が目に浮かびました。「プロとはかくも違うのか!」と目が覚める思いでした。ただ読んで聞かせるのではなく、絵本というツールを通して感情を共有したり、興味を高めたり、相互にコミュニケーションを取る、ということなのですね。それには、声の高低・大小、表情、全てをMaxに使って演じなければなりません。中途半端にやったのでは、全く子どもに響かないのだと痛感しました。

幸い我が家には、絵本大好きな2歳の娘がいます。彼女の反応をバロメーターに、私も引き込ませる絵本読みになるべく、経験を積みます!

ソーシャルアント・ソーシャルアンクル

要するに、子どもの世話を焼いてくれる、近所のおばちゃん・おっちゃんです。

今日の授業は『保育の心理学』。
一見面白そうなのですが、出るわ出るわ、堅苦しい発達心理学用語と、長ったらしい学者の名前や実験・理論名・・・

それでも現役2歳児の子育て中の私にはとても興味深く、今日は一度もウトウトせずに聞き通せました。いつもは数字とか法律とか、午後からはちょっとキツイのです。
テキストからは「保育の心理学において、いかに乳幼児期が大切か」ということが随所に表れています。
新生児の赤ちゃんから始まり、子どもというのはどれほど敏感に母親の感情を読み取っているか、ということを先生の口から聞くたび、その時期ちょうど、離婚前、そして離婚後、生活を立て直すべく必死だった自分を振り返り、娘の心は大丈夫だろうかと申し訳ない気持ちになりました。
ああ、もっと早く知っておけば。

でも先生曰く、知識があろうが、我が子は別だそうですが。

それはさておき、タイトルのソーシャルアント(アンクル)。

『子育てが地域の中で行われていた時代は子どもが親以外のおとなと関わる機会も多かった。地域で子どもを見守るソーシャルアンクル(アント)が存在していた。しかしコミュニティの変化によって地域の子どもへの関心も薄れ、核家族が多くを占めるなかでは子育ての習慣なども伝承されにくくなった。さらに子どもたちの遊びの集団も変化した。かつてのガキ大将を中心とした異年齢の集団は形成されにくくなり、同年齢化した。』

とあります。まさに、私が個人的に感じていた通り。
これを証拠付けるデータもあるとは思いますが、いかんせん試験対策のテキストなので、「こんな現象があるよ」程度です。子どもを取り巻く環境や人間関係が変化したことで、子どもにどんな影響があるのか、まではわかりません。

ですがソーシャルアントという言葉をわざわざ出すことで、「こんな風に現代の子どもは変わってきているよ」と認識されますね。かつてはこんな存在がまちには普通にいたと思うのですが。

親が、我が子を見ず知らずの他人に叱られたくない、という気持ちも大きいようです。
子どもは調子に乗っていたずらもするし、他人に叱られる経験を小さいうちからするのは悪いことではないと思うのですけれどね。

もっとこのあたりの研究があれば知りたいと思いました。

学生ライフ!

保育の勉強をするため、ウン十年ぶりに学校に通っています。

前の晩に時間割を揃えるとか、懐かしすぎます。
現役の頃は「はいはーい」とサクサクテキスト詰め込んで、あるいは面倒なので全部のテキストをとりあえず入れて、「はい終了!」でした。

ですが今は・・・
間違ったテキスト入れていないか、不安で何度も確認してしまいます。はは。

50分を6コマ。
午後の睡魔と格闘しながらも、現役育児中の私には、全てが身になる内容です。

かつてのお勉強も、「自分事」として取り組めたらもっと面白かったのになぁ。

そんなこんなで学生ライフ、楽しんでいます!

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